女の子の格好してる男の子を描くということ | まろん工房/甜栗子漫畫工作室

    女の子の格好してる男の子を描くということ

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    TSとか男の娘ものっていうと、
    『女の子と見まごうかわいい子が、でも実は男だもんだからいろいろ起きるドタバタ』
    なストーリーが主流だと思うんですけど
    まろんが描きたいのは
    『女の子と見まごうかわいい子になるまで
    なお話です。
    それも魔法とか、「僕達入れ替わってるゥ!?」的なのではなくて
    地道に性別越境を模索する主人公のロードムービー的なほう。
    代表的なのは同人誌だと「メタモルフォーゼ」で
    商業誌だと「放浪息子」がちかい感じです。

    どうしてそういうのを面白いと思うかは長くなるので置いといて
    そういうのを描こうとするときに必須だと思うのが、
    『女装している男の子』
    なキャラだとおもうんですけど
    これって私にはすんごい難しいです。
    漫画を描き始めてわかったことに、
    『男女の書き分けでカナメになる部分って胸だけじゃない』
    っていうのがあって
    肩幅、ウエスト、おしりのプロポーションと筋肉の線って、けっこう効いてくるものなんですね。
    (人物画の本に解剖図みたいなのがある理由も最近になって納得してるです)
    あと、これは私だけじゃないと思うんだけど、かわいさ追求キャラ描こうとすると、あんまりバリエーション出せなく無いですか?
    「かわいいと思う顔」っていうのは、自分のなかでわりと限定的なんじゃないかと思っていて
    そんでまろんの場合の「可愛い顔」はローティーンの中性的~美少年(私の少年のマシュウ君的な)な顔なので、すこぶる「女の子になりたい男の子」って主張しにくい。
    リボンの騎士のサファイヤはアオとピンクのどっちのハートが入ってるかで性別が決まってるから「バカにするな!僕は王子だぞ!」とかあの顔で言っても全然OKだけど、
    自他の性認識がだんだん変わっていく物語では『←実は男』な手法は私的に断固やりたくないのです。
    だからって男友達的な男の子キャラ(耳スマの杉村君的な)で描きはじめちゃうと、これは自分の問題だけど、描いていくモチベーションがたぶん維持できない。
    だってかわいいキャラかきたいもん。
    (杉村君は杉村君でかわいいけどそのかわいいじゃなくて。ああもうややこしい。)

    毎日の通勤途中で、登校する小学生たちを見かけるんですけど
    中学年すぎたら男の子は男の子だし、女の子は女の子なんですよね。
    服とか髪とか別にしても。
    ふしぎだよなあ。プロポーションはどっちも変わらないのに。
    やっぱ顔なのかなあ。だからって劇画チックになる気はないけど、
    とにかく実際は違うんだから、きっとなにか、漫画にするときのデフォルメのしかたで工夫のしようがあるのでしょうね。
    あ、この手のウンチク初めて書いた気がするけど結局長くなってるし全然思ってること書ききれないや。すみません。
    というわけでイラスト右から二番目は女装させられてる男の子のユカオ君なのです。
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    Theme: 同人活動
    Genre: サブカル

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